産と学との出合いの場
研究者名(所属・役職)
三原 豊(香川大学 大学院知能機械システム工学研究科 造形工学専攻・教授)
研究分野 12 電子デバイス 51 金属材料 52 金属加工 
キーワード 超軽量金属、チューブフォーミング、マイクロデバイス
研究課題名 超軽量金属MHS成形体の製造方法とその特性について
- 接着剤固化による超軽量MHS成形体 -
(1)研究者のアピールポイント

 金属材料の機械的特性、製造プロセス、塑性加工について、長年企業と大学において研究してきた。また、ここ10年はマイクロデバイスに関する研究も実施しており、経済産業省、文部科学省などから競争的資金を獲得している。
 特に、超軽量金属に関する研究は日本でも草分けであり、ドイツ・フランフォーファー研究所と共同でその特性、製造方法について研究を進め、その適用分野の検討も進めてきた。現在、新しい製造方法について研究を進めている。

(2)本発表に関する研究の概要

 MHS成形体とは5mm程度の直径を持つ中空金属球を固めたものであり、圧縮時には優れたエネルギー吸収特性を示す。この特性を利用し、衝撃吸収材としての利用を検討している。また、中空球の直径、肉厚やその強度を変えエネルギー吸収特性の異なった成形体を作ることが可能である。成形体作成方法として接着剤による固化を行った。

(3)本発表の注目点

 MHSを複雑な形状の成形体にする為、球の外表面に接着剤を塗布後、任意の形状の外套材に挿入して固化させる事により任意形状の製品を作成する。適度な外套材を使用することにより、曲げ、圧縮性能が飛躍的に向上する。

研究略歴

1970年〜1975年
 圧延H形鋼の残留応力発生機構、パイプQT技術 他について研究
1975年〜1977年
 英国ケンブリッジ大学にて塑性加工解析法、 球の変形解析について研究
1977年〜1985年
 継ぎ目無し鋼管の圧延・製造プロセス、電縫管の溶接制御技術研究開発、大型U形鋼の成形技術 他について研究
1987年〜1990年
 各種圧延・制御技術、6.5%Si鋼の開発、新材料の加工 について研究
1990年〜1999年
 鉄鋼材料研究開発、プロジェクトメーキング(スーパーメタルなど)
1999年〜2007年
 超軽量金属、チューブフォーミング、マイクロデバイス、鉄鋼圧延・材料、解析シミュレーションについて研究

関連リンク