産と学との出合いの場
研究者名(所属・役職)
渡辺 恒雄(首都大学東京大学院 理工学研究科 電気電子工学専攻 教授)
研究分野 16 電気・電子応用 62 有機化学 82 廃棄物処理 
キーワード 磁気分離、廃水処理、土壌処理
研究課題名 磁気力を活用した小型分散型の廃水及び土壌浄化処理装置
(1)研究者のアピールポイント

 これまで、ガス絶縁変電所絶縁設計、サブミクロン粒子捕集に関連する電気集じん装置、薬品を使用しない磁気分離による廃水処理の研究に従事して来ました。
 ベースになる工学分野は、高電圧工学、放電工学、プラズマ工学、静電気工学、エアロゾル工学、電気化学、磁気工学、などです。現在は、これらの工学分野の知見を活用して、環境浄化や資源循環利用などへの分野への展開を図っています。

(2)アピールポイントを活用した研究の概要

 最近、力を入れている研究分野は、微生物も薬品も使用しない、電気化学と磁気分離とを併用した、新しい水処理技術です。この技術は、二次汚泥が出ない、高速処理が可能、省スペース、処理装置の運転が安定、などの特徴があります。この水処理技術は、小型分散型水処理装置として実用化されることを期待しています。
 電気化学と磁気分離とを併用した水処理技術については、これまでに、ごみ埋立地の浸出水処理、し尿処理、産業排水処理、などに効果のあることが確認されています。
 今後は、本装置を本格的な実用化装置へ仕上げて行く必要があります。この新しい水処理装置の実用装置化について、本気で取り組んでみようという関心のある企業、この装置で手元の廃水について処理効果を確認してみたいという希望のある企業、などと交流を期待しております。

研究略歴

1968年〜1981年
 ガス絶縁変電所絶縁設計について研究
1982年〜1995年
 電気集じんの高性能化について研究
1996年〜2006年
 電解と磁気分離による水処理について研究

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